平成23年6月30日宣告(裁判員裁判) 平成21年第2832号,同第3094号,平成22年第103号,同 第226号,同第398号,同第612号判
主文 被告人を死刑に処する。
押収してあるツールナイフ1本(平成23年押第23号の1) を没収する。理由
(罪となるへき事実) 被告人は,
第1 金品を窃取する目的て,平成21年9月16日午後1時30分過き ころ,千葉県佐倉市所在の方に,6畳間西側腰高窓の施錠を外して 侵入した上,そのころ,同所において,同人ほか1名所有の現金約4 万3000円を窃取した(平成22年3月31日付け起訴状の公訴事 実第1関係),第2 金品を強取する目的て,同年10月2日午後10時30分過きころ, 同県松戸市所在の方に,無施錠の玄関から侵入した上,同月3日午 前零時過きころ,同所において,同人(当時76歳)に対し,その背 中を押してその勢いて同人をひさすかせ,その顔面及ひ右胸部をけ ん骨て数回殴り,その左腕等を足て数回けり,「を出すな。出すと 殺すそ。」なとと語気鋭く言い,その腹部に刃を出して用意していた ツールナイフ(刃体の長さ約7.0センチメートル,平成23年押第23号の1)を突き付け,その両手薬指を結束ハントて後ろ手に緊縛 し,更に,その顔面をけん骨て数回殴り,その足を数回けり,同所に あったタオルて同人に猿くつわをして,「そこにいろ。動くと殺 す。」なとと言うなとの暴行脅迫を加え,その反抗を抑圧して,同人 所有又は管理の現金約1万5000円,キャッシュカート2枚及ひク レシットカート1枚を強取し,その際,前記暴行により,同人に全治 約3週間を要し,眼窩下神経障害の後遺症か残る左眼窩底骨折,左頬 骨骨折及ひ右前胸部打撲等の傷害を負わせた(平成21年12月28 日付け起訴状の公訴事実関係),第3 金品を窃取する目的て,同月6日午後8時ころ,同県佐倉市所在の 方に,サンルーム北西側掃き出し窓の施錠を外して侵入した上,そ のころ,同所において,同人所有のライト1個(時価約298 0円相当)を窃取した(平成22年3月31日付け起訴状の公訴事実 第2関係),第4 金品を強取する目的て,同月7日午後6時40分ころ,同市所在の 方に,無施錠の玄関から侵入した上,1 そのころ,同所1階の和室及ひリヒンクにおいて,同人(当時61 歳)に対し,その側頭部を足てけり,前記第2記載のツールナイフの 刃を出して突き付け,「お金はとこた。」なとと語気鋭く言い,その 顔面をけん骨て数回殴り,その頭部を足て踏つけ,その胸部及ひ腹 部等を足て数回けり,同所にあったスカーフハスタオルてその両手 首及ひ両足首を緊縛するなとの暴行脅迫を加え,その反抗を抑圧して, 同人所有の現金約1万円を強取し,その際,前記暴行により,同人に 全治約8週間を要し,右下口唇の神経損傷による知覚障害の後遺症を 伴う下顎骨体部骨折,下顎骨関節突起骨折,顔面打撲挫創,外傷性く膜下出血,左右上肢打撲及ひ胸部・腹部打撲の傷害を負わせ,
2 同日午後7時10分ころ,前記玄関付近において,帰宅した(当 時31歳)に対し,その顔面及ひ頭部等をけん骨て数回殴り,その頭 髪をわしつかにして前記リヒンクに連行した上,同人に対し,「金 出せ。」,「これたけか。財布よこせ。」,「クレシットカートはと れた。」,「暗証番号は何た。ちんと正しい番号を教えないと殺す そ。」なとと語気鋭く言い,同人か着用していたスハッツてその両手首を後ろ手に緊縛し,更に,「車の鍵はとこた。」,「これからお前, 車に乗れ。暗証番号間違っていたら殺すそ。」なとと言い,前記和室 にあったホロシャツをその頭部にかふせるなとの暴行脅迫を加え,そ の反抗を抑圧して,同人所有又は管理の現金約1万6000円,キャ ッシュカート1枚,クレシットカート3枚及ひ現金561円在中の財 布1個(時価約2万円相当),定期券1枚等10点在中のハントハッ ク1個(時価合計約1万7500円相当)を強取し,同日午後7時2 0分ころ,同人を車に監禁して連行先て姦淫しようなとと更に企て, 前記暴行脅迫を受け,その両手首を後ろ手に緊縛されるなとして反抗 抑圧の状態に陥っている同人を方駐車場て連れて行き,同所に駐 車中の所有の普通乗用自動車の助手席に同人を乗車させ,同車を発 進させて同普通乗用自動車1台(時価約30万円相当)を強取すると とに,そのころから同日午後9時50分ころての間,同車内にお いて,同人に対し,「お前かここから動くと殺すそ。」なとと言うな としなから,同県成田市の路上て同車を走行させるなとして,同人 を同車から脱出することを困難にし,って同人を不法に監禁し,そ の間,同日午後9時30分ころ,前記路上に駐車中の同車後部付近の 車外において,同人か前記暴行脅迫等により抵抗てきない状態にあるのに乗して,強いて同人を姦淫し,その際,前記玄関付近ての暴行に より,同人に全治約2週間を要する頭部顔面打撲の傷害を負わせた (平成22年1月27日付け起訴状の公訴事実第1関係),第5 同日午後8時5分ころから同日午後8時8分ころての間,同市所 在のコンヒニエンスストアaにおいて,同所に設置された現金自動預 払機に前記第4の2記載の犯行により強取した名義のキャッシュカ ート及ひクレシットカート各1枚を順次挿入し,同機から銀行株式 会社支店支店長管理の現金合計55万円を引き出して窃取した (平成22年1月27日付け起訴状の公訴事実第2関係),第6 正当な理由かないのに,同月20日の夜ころから同月21日の未 ころての間に,同県松戸市所在のマンションbの方に,ヘランタ の掃き出し窓の施錠を外して侵入した上,同月21日午前10時16 分ころ,帰宅した同人(当時21歳)に対し,金品を強取する目的て, 同所にあった包丁(刃の長さ約17.6センチメートル,平成23年 押第23号の2及ひ3は,犯行の際に分離したの)を突き付け,そ の両手首をストッキンクて緊縛するなとの暴行脅迫を加え,その反抗 を抑圧して,同日午後1時ころての間に,同人所有又は管理の現金 約5000円,キャッシュカート2枚及ひクレシットカート2枚等を 強取するととに,そのころ,同所において,殺意をって,前記包 丁て同人の左胸部を3回突き刺すなとし,同人を左胸部損傷による出 血性ショックにより死亡させて殺害した(平成22年3月10日付け 起訴状の公訴事実第1関係),第7 同日午後1時26分ころから同日午後1時32分ころての間,同 市所在の株式会社松戸駅Tコーナーにおいて,同所に設置され た現金自動預払機に前記第6の犯行により強取した名義の株式会社T銀行発行のキャッシュカート1枚を挿入し,同機から株式会社f 事業本部部長管理の現金2万円を引き出して窃取し,引き続き,前 後4回にわたり,同現金自動預払機に前記第6の犯行により強取した 名義のクレシットカート(gカート)1枚及ひ株式会社 U 銀行発行 のキャッシュカート1枚を順次挿入し,同機から前記管理の現金を 引き出して窃取しようとしたか,暗証番号か一致しなかったなとのた ,その目的を遂けなかった(平成22年2月17日付け起訴状の公 訴事実第1関係),第8 同日午後1時38分ころ,同市所在のコンヒニエンスストアhのi 店において,同所に設置された現金自動預払機に前記第7記載の名 義のクレシットカート(gカート)1枚を挿入し,同機から株式会社 V銀行j支店支店長管理の現金を引き出して窃取しようとしたか, 暗証番号か一致しなかったた,その目的を遂けなかった(平成22 年2月17日付け起訴状の公訴事実第2関係),第9 同日午後2時11分ころから同日午後2時15分ころての間,前 後2回にわたり,同市所在のコンヒニエンスストアkのl店において, 同所に設置された現金自動預払機に前記第7記載の名義のキャッシ ュカート2枚を順次挿入し,同機から株式会社W銀行管理の現金を 引き出して窃取しようとしたか,いすれ残高不足のた,その目的 を遂けなかった(平成22年2月17日付け起訴状の公訴事実第3関 係),第
 10 15名か現に住居に使用する前記マンションb(鉄筋コンクリート 造スレート葺5階建,床面積合計405.72平方メートル)に放火 しての死体を焼損するなとして前記第6の犯跡を隠へいしようと企 て,同月22日,死亡した同人に代わって株式会社X管理部部長か看守する方に,ヘランタの無施錠の掃き出し窓から侵入した上,そ のころ,前記死体か存在する同室リヒンクにおいて,前記死体付近に 置かれた衣類等にライターて火を放ち,その火を同室内の床,壁及ひ 天井等に燃え移らせて焼損(焼損面積約24平方メートル)するとと に,前記死体を焼損し,って現に人か住居に使用する建造物を焼 損するととに死体を損壊した(平成22年3月10日付け起訴状の 公訴事実第2関係),第
 11 自動車に乗車しようとした(当時22歳)から金品を強取しよう と企て,同月31日午後8時35分ころ,同県印旛郡(現在同県印西 市)所在のY病院駐車場において,同人に対し,その背中を手て突き 飛はして同駐車場北側草地内に転倒させた上,その顔面をけん骨て数 回殴り,「騒いたら殺すそ。」と語気鋭く言いなから,その後頸部に 用意していたトライハーの先端を押し当てなから,「お前,ここの看 護師なんたろ。看護師なら,ここを刺したら死ぬって分かってるたろ。
 首を刺されたら死ぬんたよな。」なとと言い,その両手親指を結束ハ ントて後ろ手に緊縛し,更に,「車のキーとこた。」,「立て。」, 「お前,なてんのか。殺すそ。」,「車に乗れ。」なとと言うなと の暴行脅迫を加え,その反抗を抑圧して金品を強取しようとしたか, 目撃した第三者に騒き立てられて逃走したた,その目的を遂けす, その際,前記暴行により,に全治約2週間を要する顔面打撲,頸椎 捻挫及ひ後頸部挫創の傷害を負わせた(平成22年3月31日付け起 訴状の公訴事実第3関係),第
 12 正当な理由かないのに,同年11月2日午前8時40分ころ,同郡 所在の方に,無施錠の1階北側子供部屋の掃き出し窓から侵入した 上,そのころ,同所において,同人管理の現金約3万円を窃取した後,
在室していた同人(当時30歳)から金品を強取するととに同人を 強いて姦淫する目的て,同人に対し,同所にあった包丁(刃体の長さ 約15.1センチメートル,平成23年押第23号の4)を突き付け, 「騒くと殺すそ。」なとと語気鋭く言い,その両手首をストッキンク て後ろ手に緊縛した上,「金はとこにあるんた。」,「っとないの か。」,「本当にないのか。殺すそ。」なとと言うなとの暴行脅迫を 加え,その反抗を抑圧して,同人管理の現金約15万5000円を強 取し,引き続き,同人か前記暴行脅迫により抵抗てきない状態にある のに乗して,同人のハンツ等をその足首付近て引き下ろすなとの暴 行を加え,強いて同人を姦淫しようとしたか,同人か生理中てあった た,姦淫の目的を遂けなかった(平成21年12月8日付け起訴状 の公訴事実関係),第
 13 金品を窃取する目的て,同月13日午後6時過きころ,同郡所在の アハートmの方に,南東側掃き出し窓の施錠を外して侵入した上, そのころ,同所において,同人所有の現金約6万円及ひ宝くし62枚 を窃取した(平成22年3月31日付け起訴状の公訴事実第4関係)のてある。
 (証拠の標目)
省略 (争点に対する判断) 第1 争点
本件の争点は,判示第6の犯行の態様及ひ殺意の有無てある。弁護人 は,被告人は,被害者を意図的に刺したことはなく,被告人には殺意は なかった旨主張し,被告人同旨の供述をする。第2 当裁判所の判断

1 の証言,検察事務官作成の捜査報告書その他関係各証拠を総合すれ は,被害者の遺体の解剖結果本件の凶器について,以下の事実か認 られる。 被害者の遺体には,傷か,左胸部に3か所(以下,被害者の頭部に 近い傷から順に「左胸1の傷」,「左胸2の傷」,「左胸3の傷」と いう。),頸部に2か所(以下,被害者の頭部に近い傷から順に「首 Aの傷」,「首Bの傷」という。)あった。 本件の凶器は,刃の長さか約17.6センチメートル,幅か最大て約 4.5センチメートル,厚さか最大て約1.6ミリメートルの硬い金 属製の包丁てあり,被告人の案内により雑木林から発見されたときに は,金属製の刃か根本て折れ,刃の根本部分か残っている柄と刃体と か分離されていた。 被害者の左胸部の傷のうち,左胸1の傷は,深さかおおよそ五,六 センチメートルの刺し傷て,胸骨か真っ二つに切断され,左総頸動脈, 気管,食道か損傷されたのてあった。左胸2の傷は,深さか少なく と五,六センチメートルの刺し傷て,第2肋軟骨か切断され,左肺 上部,胸部大動脈か損傷され,背中側の第5胸椎をかすて,その先 て達したのてあった。左胸3の傷は,深さか約11センチメート ルの刺し傷て,第4肋軟骨か切断され,左肺下部を突き抜け,背中側 の左第8肋骨に当たって止ったのてあった。左胸部のこれらの傷 は,三つと,傷口において体内において,真っ直くてきれいに てきており,切れ込途中て方向か変わっているようなことはなか った。被害者の頸部の傷のうち,首Aの傷は,長さか約7.5センチメー トル,深さか一番深い箇所て約三,四センチメートルの切り傷てあり,首Bの傷は,長さか約2センチメートル,深さか約1センチメートルの切り傷(又は刺し傷)てあった。
2 そこて,す,これらの客観的な事実に基つき検討する。 上記1てた事実関係に照らすと,被害者の左胸部頸部には合計 5か所の刺し傷切り傷かあり,特に,左胸部の3か所の傷はいすれ ,それ一つて死亡結果をたらす重大なのてあったことから かてある。被告人か手にしたと認られる凶器は,鋭利て刃体の長さ か十分にある殺傷能力か高い包丁てあった。しかるに,その包丁は, 被害者の胸骨肋骨を切断したり当たったりするなとした結果,最後 には金属製の刃か折れてしったのとられる。これらの点にかん かるたけて,被告人は,被害者の左胸部を前記包丁を使って強い 力て突き刺すなとしたことか認られ,被告人には殺意かあったこと か推認てきる。 ところて,被害者の遺体の解剖を行った医師は,左胸12の傷 により左総頸動脈胸部大動脈か切断されていること,左胸部の3 か所の傷,頸部の2か所の傷の周辺の出血状況等から判断して,被害 者は,左胸12の傷を負ったことにより間なく意識不の状態と なり,左胸3首ABの傷は,いすれ被害者か出血性ショックによ り死亡する直前ないしは死亡した直後に負ったのてあったと考えら れる,た,胸骨は,肋骨より硬く,包丁てこれを完全に切断する には,背中か固定された状態にあるところに,よほとスヒートをつけ 体重を掛けて刺さないと無理てあると考えられる,なとと証言する。
 この証言は,n大学大学院医学研究院法医学教室て法医学を専攻し, 年間六,七十件ほと遺体解剖を行っている同証人の専門的な経験知 識に裏付けられた知見てあって,その内容合理的て理解しすいのといえる。そして,被告人か折れた包丁の刃て被害者の頸部の傷を 付けたとは考えにくいことを併せ考慮すると,被告人は,す,被害 者の左胸部を前記包丁てほほ続けさに2回突き刺し,左胸12の傷 を負わせたこと,殊に,左胸1の傷を負わせたときには,被告人は, 被害者か背中を固定された状態,例えは,マットレス壁等を背にし て背中か固定された状態にあるところを,スヒートをつけ体重を掛け るようにして,手にしていた前記包丁て一気に突き刺したこと,その 後,被告人は,時間を置き,死亡直前又は直後の被害者に対し, その頸部を2か所にわたって傷付けた上,その左胸部を前記包丁て一 気に突き刺したのと考えられる。このような犯行態様からすれは, 被告人による刺突行為は,特段の事情のない限り,一連の殺意に基つ くのと優に推認てきることになる。3 これに対し,被告人は,次のように供述し,被告人か被害者を前記包 丁て故意に突き刺したことはなく,とより殺意なかった旨弁解する。  被告人は,マットレスの上に座り,向かい合って被害者と話をしていたところ,被害者か「親か聞いたら嘆くたろうな。」という被告 人の言葉をきっかけに急に怒り出した。被害者か「殺せるんなら 殺してろ。」と言うなとし,被告人の左横に置いてあった包丁を 取り上けると,被害者の首の方に包丁を持っていったのて,被告人 は,危ないと思って中腰の姿勢て包丁を奪いにいった。その際,被 害者は,座った包丁を抱え込ようにしており,被告人は,被 害者から右手の薬指と小指を噛れた。被告人は,被害者か握って いる包丁を左手てかしらに動かしたところ,噛つかれていた 指か外れ,被害者か包丁の柄を右手てつかんた左後方に左手を 付いてのけそるような姿勢になった。お互いか右手て包丁の柄を持った状態のてあったか,被害者か,包丁を取り返すた,再ひ 体勢を立て直して勢いよく起き上かり,被告人の右肩付近をつかん てきたのて,被告人は,被害者の体を両手て押して突き放した。そ の際,被害者は「痛い。」という大きなを上けた。被害者の胸に は包丁か刺さっていた。被告人は,右手て包丁を抜いたところ,血 か噴き出たのて,それをよけたか,被害者かしかついてきていた のて,ハランスを崩し,その被害者の上に覆い被さるようにし て倒れ込んてしった。気かつくと,被害者の胸に再ひ包丁か突き 刺さっており,包丁の柄は折れていた。一度目の突き刺さりか被害 者の左胸2の傷てあり,二度目のそれか左胸3の傷てある。左胸1 の傷と首の2か所の傷は記憶かない。 被告人は,上記のように弁解するところ,この供述は,被害者の遺 体に存在する合計5か所の傷のうち,左胸23の傷についてしか説 し得ていないのてあるか,その点はさておき,そそ,被害 者の左胸部の三つの傷は,傷口に体内に乱れかられないのて あるから,被告人か供述するような揉合いの中て生したのとは 考えにくい。た,被告人か左胸1の傷について覚えておらす,刺 さったような感覚全くなかった旨供述する点については,左胸1 の傷か胸骨を完全に切断しており,切断の抵抗を手に感しないとい うことは考えられないとする証言に反している。た,被告人は, 被害者の頸部の傷について覚えかないと供述するか,被告人の弁 解とおりとすると,被害者の頸部に傷害か生しる可能性かあるのは 左胸部の傷か生しる前の包丁の奪い合いの場面しか考えられないと ころ,この成傷順序は,証人か証言する成傷順序と矛盾している はかりか,被害者の頸部に巻かれていたストッキンクの状況に関して証人か証言するところと整合していない。加えて,被告人は, 自ら供述する被害者の死亡時刻てある午後零時40分か50分ころ のわすか数十分後てある午後1時25分ころには,松戸駅周辺にお いて繰り返し現金の引き出しに及んているか,このような行動は, 被害者の死亡という重大な事故を誤って起こしてしった者の行動 としては容易に理解てきるのてはない。以上のとおり,思い付くに挙けるたけて,被告人の上記供 述は,客観的な事実関係に整合していないはかりか,その内容不 自然不合理極りないのてあって,到底信用するに値しない。被告人の弁解は採用てきない。 第3 結論
このようにてくると,先にたとおり,客観的な事実関係信用 てきる解剖医の証言に照らせは,被告人か,殺意をって,被害者の左 胸部を前記の包丁て3回突き刺すなとして殺害したことか優に推認てき るところ,被告人の弁解は,この推認を覆すようなのとはおよそなら す,た,弁護人か主張するその他の点に即して考察して,この結論 は揺るかない。(累犯前科) 被告人は,平成14年9月30日横浜地方裁判所て住居侵入,強盗致傷の罪により懲役7年に処せられ,平成21年8月31日その刑の執行を受け終 わったのてあって,この事実は検察事務官作成の前科調書によって認る。
 (法令の適用)罰条
判示第1,第3及ひ第
 13 の各所為
住居侵入の点 いすれ刑法130条前段
窃盗の点 いすれ刑法235条 判示第2の所為
住居侵入の点 刑法130条前段
強盗致傷の点 刑法240条前段 判示第4の所為
住居侵入の点 刑法130条前段 及ひに対する各強盗致傷の点いすれ刑法240条前段 に対する強盗強姦の点 刑法241条前段に対する監禁の点 判示第5の所為
判示第6の所為 住居侵入の点
強盗殺人の点 判示第7の所為
判示第8の所為 判示第9の所為 判示第
 10 の所為
建造物侵入の点 現住建造物等放火の点 死体損壊の点
判示第
 11 の所為 判示第
 12 の所為
住居侵入の点 強盗強姦未遂の点
刑法220条 包括して刑法235条
刑法130条前段 刑法240条後段 包括して刑法235条 刑法243条,235条 包括して刑法243条,235条刑法130条前段 刑法108条 刑法190条
刑法240条前段
刑法130条前段 刑法243条,241条前段

科刑上一罪の処理
判示第1ないし第3,第6,第
 12 及ひ第
 13 につき,
いすれ刑法54条1項後段,10条(判示第1,第3及ひ第
 13 につきいすれ重い窃盗の,判示第2につき重い強盗致傷の, 判示第6につき重い強盗殺人の,判示第
 12 につき重い強盗強姦 未遂の各罪の刑てそれそれ処断することとする。)判示第4及ひ第
 10 につき, いすれ刑法54条1項前段,後段,10条(判示第4につき, 住居侵入とに対する強盗致傷,同住居侵入とに対する強盗致 傷,及ひ,同住居侵入と同人に対する強盗強姦かいすれ牽連犯 の,に対する同強盗致傷と同強盗強姦,及ひ,同人に対する同 強盗強姦と監禁かいすれ観念的競合の各関係にあるのて,結局, 以上を1罪として最重いに対する強盗強姦罪の刑て処断する こととし,判示第
 10 につき,建造物侵入と現住建造物等放火及 ひ死体損壊かそれそれ牽連犯の,同現住建造物等放火と同死体損 壊か観念的競合の各関係にあるのて,結局,以上を1罪として最 重い現住建造物等放火の罪の刑てそれそれ処断することとす る。)刑種の選択 判示第1,第3,第5,第7ないし第9及ひ第
 13 の各罪につき,いすれ懲役刑
判示第2,第4,第
 10 及ひ第
 12 の各罪につき,
いすれ無期懲役刑 判示第6の罪につき,
死刑

判示第
 11 の罪につき, 有期懲役刑
累犯加重
判示第1,第3,第5,第7ないし第9,第
 11 及ひ第
 13 の各罪刑法56条1項,57条(前記前科との関係て,いすれ各罪の 刑に再犯加重をする。たたし,判示第
 11 の罪の刑については刑 法14条2項の制限に従う。)併合罪の処理 刑法45条前段,46条1項本文(判示第6の罪について死刑を 選択したのて,他の刑は科さない。)没収 刑法46条1項たたし書,19条1項2号,2項本文(主文掲記 のツールナイフ1本は,判示第2及ひ第4の1の各犯行供用物件 て,被告人以外の者に属しない。)訴訟費用の処理 刑事訴訟法181条1項たたし書(不負担)
(量刑の理由)
1 本件は,被告人か,約2か月の間に,1住居侵入・窃盗事件3件(判示第1,第3及ひ第 13),2住居侵入・強盗致傷事件(判示第2),3住 居侵入・強盗致傷・強盗強姦・監禁,窃盗事件(判示第4及ひ第5),4 住居侵入・強盗殺人,窃盗,同未遂,建造物侵入・現住建造物等放火・死 体損壊事件(判示第6ないし第 10,以下「松戸事件」という。),5 強盗致傷事件(判示第 11),6住居侵入・強盗強姦未遂事件(判示第 12)を次々と敢行した,という事案てある。2 被告人は,強盗殺人現住建造物等放火の各犯行に加え,強盗致傷強
盗強姦,同未遂等の各犯行に連続的に及んており,その刑事責任は誠に重 く,本件は,被告人に対して死刑をって臨へきか,無期懲役刑をっ て臨へきかか問われる事案てある。3 当裁判所は,本件ては,死刑か窮極の刑罰てあって,その適用には慎重 を期さなけれはならないということを十分に念頭において,被告人を死 刑に処することはを得ないとの判断に至った。以下,その理由を説する。
 第1に,本件の量刑上最考慮すへき松戸事件の犯行態様か悪質極りないのてあることを指摘しなけれはならない。すなわち,強盗殺人 の点については,被告人は,家人不在の被害者宅に夜陰に乗して侵入し た上て,物色行為に及ふととに,若い女性か一人暮らしをしていると 分かると,部屋にととり,被害者か帰宅する,被害者宅て見付けて 手元に用意していた包丁を使って脅すなとして,被害者から金品を強取 した挙け句,殺害の動機経緯は判然としないのの,す,被害者の 左胸を殺傷能力か高い当該包丁てほほ続けさに2回突き刺し,時 間を置いて,その首を当該包丁て2か所にわたって傷付けた上,その左 胸を当該包丁て更に1回突き刺している。被害者の刺し傷ないし切り傷 はいすれ身体の重要部分に集中しているはかりか,被害者の左胸に最 初に付けられた二つの傷のうちの一つは,胸骨か真っ二つに切断されて いる状態にあって,被告人か当該包丁を持った手に思い切り力を込て 一気に突き刺したのと認られる。その後,被告人は,無慈悲に, 死亡直前又は直後の被害者に対し,その首を当該包丁て2回にわたって 傷付けた上,ととをさすたに,その左胸を当該包丁て更に深々と1 回突き刺し,その際には,当該包丁の刃か折れたことか認られるのて あって,そのことにかんかると,被告人か,被害者に抱いた殺意は極て強固なのてあったと認られる。その殺害態様は,執拗にして 冷酷非情なのてあったというほかない。た,現住建造物等放火の点については,被告人は,被害者を殺害し た翌日,現場に舞い戻り,被害者宅かあるマンションに居住する住民ら の生命,身体の安全を顧す,ことあろうに,被害者の死体を焼損す るなとして犯跡を隠蔽しようと企てて火を放ち,被害者の亡骸をその手 足の一部か焼失するなとの変わり果てた無惨な姿にするととに,その 部屋を全焼させている。火災自体は,幸い,適切な消火活動かなされた ことによってマンションの他の部屋に延焼するようなことはなかった のの,被害者宅から立ち上かった炎煙は窓から外に大きく噴き出すほ とにてになっていたことか認られ,この放火誠に類焼の危険性か 高い悪質な犯行てあった。 第2に,松戸事件の結果か重大てあることてある。被害者は,大学4 年生て,約半年後には母校てある県立農業高校て教壇に立つ夢をって いた前途有望な女子学生てあった。被害者か帰宅してから死亡するて の間に抱いたてあろう恐怖心なとの精神的苦痛,意識不に陥るて 短時間てあったとはいえ,包丁て刺されたことによる肉体的苦痛は極 て大きかったのとうかかわれる。希望に満ちあふれた豊かな将来を被 告人の凶行によって突如奪われ,両親兄なと愛する家族を残して絶命 せさるを得なかった被害者の無念,悲嘆の情は察するに余りある。 第3に,松戸事件前後の強盗致傷,強盗強姦等の事件か悪質て重大て あることてある。本件ては,松戸事件たけてはなく,その前後の事件に ついて,被告人か本来問われるへき刑事責任に重いのかあるといわ なけれはならない。特に,犯行態様結果の点についてると,被告人 は,一連の強盗致傷事件により,被害者4名に傷害を負わせ,そのうち2名は重傷てある。た,被告人か強盗強姦行為に及んて重大な性的被 害を与えた被害者2名いる。すなわち,判示第2の被害者は,被告人 から顔面をけん骨て執拗に殴打されるなとし,相当強度の力か加わらな けれは折れない頬骨を骨折する等の重傷を負い,神経障害の後遺症か残 っている。判示第4の1の被害者は,被告人から顔全体か腫れ上かるほ との激しい暴行を受け,下顎骨2か所の骨折,外傷性く膜下出血なと, 命を落としていて何ら不思議てはないほとの重傷を負い,記憶喪失と 知覚障害の後遺症か残っている。被告人かこの2名の被害者に対して加 えた暴行は,少林寺拳法3段を自認する被告人か,いすれ比較的高齢 の女性被害者に対して,手加減することなく,けん骨て顔面等を殴打 したり,靴をはいた足て頭部等を蹴ったりするというのて,極て強 力な態様ののというほかなく,た,刃を出したツールナイフを突き 付けるなとという犯行態様,被害者らか抵抗したり,不意な動きをし たりすれは,被害者の死亡等の重大な結果をたらしかねない危険な のてあったといえる。判示第
 11 の被害者,被告人によって,首にト ライハーを突き付けられた上,「看護師なら,ここを刺したら死ぬって 分かってるたろ。」なとと脅迫され,強姦されたり殺害されたりするの てはないかという恐怖を味わわされた上,その首等に傷害を負わされた。
 判示第4の2の被害者は,約2時間半にわたり,被告人によって,車に 監禁され,死の恐怖に怯えさせられた末,強姦されるなとした。判示第
 12 の被害者は,被告人によって,包丁を突き付けられて脅迫された上, 泣いている幼子かいる部屋て,性的暴行を執拗に加えられた。これらの事件の悪質な犯行態様深刻な被害にかんかると,松戸事 件前後の強盗致傷,強盗強姦等の事件それそれか重大な事件てあると いえる。 第4に,被告人の反社会的な人格傾向か極て強いとられることて ある。すなわち,被告人は,昭和59年に強盗致傷,強盗強姦事件て懲 役7年に処せられ,道路交通法違反,有印私文書偽造,同行使事件て懲 役1年,4年間保護観察付き執行猶予に処せられた前刑の執行猶予か取 り消されて併せて服役し,平成14年には住居侵入,強盗致傷事件て懲 役7年に処せられて服役した。昭和59年の前科の内容は,車に乗り込 うとする若い女性を脅し,車て連行した上,強姦したという点て本件 の判示第4の2の犯行に類似し,平成14年の前科の内容は,若い女性 の家に侵入し,家人の帰宅を待ち構えて同所にあった包丁て脅した上, ストッキンクて両手を緊縛してキャッシュカート等を強取したという点 て松戸事件(判示第6部分)に類似する。被告人は,これら同種前科に より長期間服役して,これらの罪についての内省を深る機会か十分に 与えられたはすてある。それにかかわらす,前刑出所後3か月足らす のうちに本件各犯行に及んているのてあるから,そのこと自体において, 強い非難に値するといわなけれはならない。さらに,一連の犯行か短期 間のうちに反復して行われていること指摘しなけれはならない。被告 人は,出所直後は就労意欲か無かったとはいえす,被告人なりに就労先 を探した形跡うかかわれるのの,刑務所て知り合った暴力団関係者 を頼るという出所時のあてかはすれる,安易に判示第1の犯行に及ひ, 事の成り行きによっては強盗なしと考えるようになって判示第2 ないし第5の犯行に及ひ,女性を狙って金員を奪うととに性的に支配 するという歪んた傾向性粗暴性を顕現させるに至った。松戸事件を敢 行した後は,このような反社会性の強さか下地となり,正業に就いて更 生しようという意欲はついそ薄れ,積極的に判示第
 11 の強盗行為に及 ひ,下見を繰り返した上て無体の限りを尽くす判示第
 12 の犯行に至っている。被告人は,本件各犯行に及んた期間中には,ツールナイフを携 帯していた件無断て倉庫に侵入して休んていた件て警察官から事情聴 取を2度受け,た,母妹らを訪問して何度か会ったことか認られ るか,それらのこと,被告人の凶行の歯止とはならす,しろ犯罪 て金を得てはキャハクラて遊興することを繰り返し,判示第
 12 の犯行 当夜にキャハクラて散財する等,自らの金銭欲と性欲の赴くに犯 行をエスカレートさせていっている。た,被告人か,判示第
 12 の被 害者に対して,「前に,騒くと殺すと脅したら,殺せるのなら殺して ろと言われたから,刺してった。」,「人を刺すときの感触はすー っと刃か入っていって病付きになる。」なとと,松戸事件(判示第6 部分)を彷彿させる脅迫文言を平然と用いていること見過こせない。 被告人の反社会的な傾向性は顕著て根深いのかあるといわさるを得な い。 第5に,本件ては殺害された被害者か一人てあり,た,殺害自体に ついて計画性か認られない,という点について考察する。確かに,殺害された被害者の数は,死刑か無期懲役刑かという量刑判 断をする際の重要な要素の一つてあり,本件てその人数か1名てあると いうことは十分考慮されるへき点といえる。た,同様に,殺害行為の 計画性の有無,責任非難の大きさに重要な影響を与える要素てある。しかし,被告人は,短期間に,松戸事件以外に,強盗致傷強盗強 姦といった重大事案を複数回犯し,それら被害者らの中には死亡してい ておかしくないほとの重篤な傷害,深刻な性的被害を受けた者かい る。た,被告人は,脅すたの道具としててはあるか,ツールナイフ 包丁といった刃物を使用して,一連の強盗事件を敢行しており,被告 人の粗暴な性格傾向の著しさにかんかると,被害者の対応いかんなとによってはその生命身体に重篤な危害か及ふ危険性かとの事件て十 分にあったといわさるを得ない。これら本件に特有の事情を考慮すると,殺害された被害者か1名てあ ること,殺害行為自体に計画性かあったと認られないことは,それ それ重要な事情てはあるのの,被告人に対しては極刑を回避すへき 定的事情とてはならない。 第6に,被告人の反省の情及ひ更生可能性について検討する。ア 被告人は,松戸事件における殺害行為を否認する以外は,起訴され た各事実関係を概ね認,「命をって償いたい。」なとと述へて反 省の情を示している。た,被害者らに対して作成した謝罪文弁護 人との文通の内容,逮捕後に自殺を図ったこと,本件のような重大事 件を起こしてなお被告人を見捨てす,当公判廷に出頭した母妹に 対する言動等からは,被告人か自己の犯した罪に思い悩んている様子うかかわれる。 しかしなから,松戸事件における被害者の言動,犯行態様等について信用し難い弁解を繰り返しているほか,いくつかの事件に関しては, 下見の有無・程度,強盗・強姦の犯意発生時期等について,公判供述 を変遷させたり,不合理な供述をするなと,真実を語らす,責任回避 的な言動かられる。被告人か本件と向き合って真に反省を深てい るとることはてきない。イ 次に,成育歴の点てある。被告人は,少年期に家庭ては父親の暴力, 教護院に入ってからは不良仲間に囲れるなと,不遇な環境にあった ことか認られ,被告人の犯罪性向にこれらの影響か無いということ はてきない。しかしなから,被告人は,犯罪を繰り返す生活をしてい たわけてはなく,特に,平成4年ころから平成14年ての約10年間は,結婚して子とに恵れ,定職について安定した生活を送っ ており,被告人自ら述へるとおり,幸せに暮らしていた時期あっ た。それにかかわらす,その生活を,身勝手な犯罪に走って壊し, 前妻,平成4年の出所以降親身になって被告人を気遣ってくれた母, 妹らを裏切ってきたのは,他ならぬ被告人自身てある。被告人には安 定した生活を送れていた時期かそれなりにあったこと,本件犯行時 48歳という年齢てあったことなと考慮すると,は,少年期に おける環境的負因を重視して責任を殊更減しる段階にはないというへ きてある。ウ なお,弁護人は,被告人には知的障害発達障害(自閉症スヘクト ラム)の疑いかあること本件の背景事情として考慮されるへきてあ る旨主張するか,被告人か社会生活を送っていた際の状況,刑務所内 ての状況,本件各犯行の状況につき,証拠上認られる事実関係, 法廷ての言動をて,かかる疑いを抱かせるような事情は認られ ない。エ 以上を総合すれは,被告人に更生可能性か全く無いとはいえないか, 更生可能性は乏しいといわさるをえない。4 以上のとおり,松戸事件の殺害態様か執拗て冷酷非情てあり,放火危 険性か高い悪質な犯行てあること,松戸事件の結果か重大てあること,松 戸事件前後の強盗致傷,強盗強姦等の事件か悪質て重大てあること,累犯 前科同種前科の存在にかかわらす本件に及んたことか強い非難に値し, 短期間の犯罪の反復累行性に現れた被告人の人格の反社会性か顕著てある こと,被告人か真に反省しているとは評価てきす,更生可能性に乏しいこ とのほか,松戸事件の被害者遺族,その他の事件の被害者らの処罰感情 か極て厳しいことなとにかんかると,本件ては殺害された被害者の数か一人てあること,松戸事件の被害者の殺害に計画性かないことなとを十 分に考慮して,被告人の刑事責任は誠に重いと断するほかない。死刑か人間存在の根元てある生命そののを永遠に奪い去る冷厳な極刑 てあり,誠にを得ない場合における窮極の刑罰てあるとして,被告 人に対しては,死刑をって臨のか相当てある。よって,主文のとおり判する。
(求刑 死刑,主文掲記のツールナイフ1本の没収)
平成23年6月30日 千葉地方裁判所刑事第2部
裁判長裁判官 波床昌則
裁判官 中尾佳久
裁判官福岡 涼
判例本文

この判例ページのURL

LINEで送る
Pocket